ハワイアンジュエリーの特徴について
ハワイアンジュエリーとは単にハワイでよく見かけるようなジュエリーというだけではなく、より深い意味を持っています。
歴史的には最後のハワイの女王が当時親交の深かったイギリス王族の死を追悼するためにジュエリーを作らせ、それを常に身に付けていたこと由来しています。
このとき作られたジュエリーはバングルというかブレスレットであり、しかも追悼の言葉が彫り込まれていたのです。
このエピソードだけでももしかするとハワイアンジュエリーが生まれるに十分だったかもしれませんが、女王はその後も親しい人々にそれぞれの想いを込めた文字を刻んだバングルを贈り続け、それが一種の流行となってハワイアンジュエリーが確立していったといわれています。
したがって、単にハワイでよく見かけるようなジュエリーというだけの意味ではなく、まずバングルやブレスレットであることが一般的です。
そして、そこに自分なりの想いを込めた文字を刻むことが常道となっています。
既製品ももちろんありますが、自分なりの想いを込めることに大きな意味があることから、オーダーメイドが多いというのが特徴の一つです。
なお、自分で着用するか、それとも大切な人への贈り物とするかはとくに問いません。
歴史的な経緯からみても、どちらの用途であっても構わないということができます。
そして、多くの場合、バングルの表面には自然をモチーフとしたハワイを思わせるような独特の文様が刻まれています。